トラブル対応例
削除依頼
削除したい情報が掲載されている場所のルールや規約を良く読み、その書かれているルールや規約に沿って削除依頼をするのが正しい方法ですが、以下では一般的な削除依頼の流れを示します。
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削除したい情報が掲載されている場所の「管理人(掲示板・ブログ等の作成者)」へ削除依頼をする
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「管理人」が対応をしてくれない、「管理人」の連絡先がわからない場合は、削除したい情報が掲載されている場所を管理している「サイト管理者・サービス事業者(掲示板・ブログの運営会社等)」へ削除依頼をする
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「サイト管理者・サービス事業者(掲示板・ブログの運営会社等)」の連絡先がわからない場合には、削除したい情報が掲載されている場所のドメイン※1をWHOIS※2で検索し「ドメイン名の登録者」に削除依頼をする(ドメイン名の登録者を検索できるサービスを提供しているサイトがあります。検索エンジンから「whois」などのキーワードで検索してください)
※1ホームページのアドレスはhttp://www.から始まりますが、その次に続く英数字組み合わせ部分
例:こたエールのドメインは「tokyohelpdesk.metro.tokyo.lg.jp」※2WHOISの詳細はこちら(株式会社日本レジストリサービス)
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検索エンジンの検索結果を削除したい場合、元のページが削除されれば、一定期間を経て検索結果として表示されることもなくなるが、早急に削除を求めたい場合は、削除手続きを検索エンジンに対して行う
参考:プロバイダ責任制限法関連情報Webサイト
(名誉毀損・プライバシー関係の送信防止措置ガイドライン、関係書式など)
依存
子どものネット依存に悩む保護者の方には、睡眠&生活チェックシートの導入をお勧めします
出典:東京成徳大学大学院心理学研究科教授 田村節子氏
睡眠&生活チェックシートは、ネットやスマホに使用している時間や睡眠時間など自分の生活時間についてふり返って記入する表です。時間の使い方が一目でわかります。生活時間を客観的に見つめるために、本人が書くことを勧めましょう。(もう1枚のチェックシートにネットやスマホを使用する前の生活時間について思い出して数日分記入すると、生活の変化を比較することもできます。)
本人が書くことが難しい場合には、保護者の方が聞き取って書いて下さい。一日のスケジュールを明らかにし、親子で共有、見直しを図っていきましょう。
ポイント
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ネットやスマホのやりすぎの背景には、子どもの「寂しさ」「不安」「孤独感」「惨めさ」などが隠れています。親子のコミュニケーションを心がけましょう。
- 最近、会話していますか? ほめていますか? 親子で遊びに出かけていますか?
- ネット・スマホ以外で子ども同士が遊ぶ時間を多くとってあげてますか?
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子ども自身がやりすぎを自覚し、コントロールしたいと思えるように促しましょう。
- 「こんなにやっているの!」と叱らないでください。次から嘘を書くようになります
- 「睡眠時間がずいぶん減ってるね」「毎日4時間もスマホをやっているのね」と、事実のみ指摘してください
- 事実を指摘した後で「お母さん心配だわ」と、保護者の方の気もちを伝えてあげてください
- 気もちを伝えた後で、やり過ぎの弊害について具体的にかつ毅然と教えてあげてください。たとえば、「ネットをやめたくてもやめられない時には、ネット依存という病気の可能性がある。ネット依存症になると、ネットをやめたくてもやめられなくなって、いつもネットのことが頭から離れなくなるの。すると、体調が悪くなったり、学校に行けなくなったり、重大な問題が起きてくるのよ。(新聞記事等も見せて視覚的にも訴えると効果的)」
注:勉強のためにアプリやネットを使用している場合もありますから、内容も確認しましょう。勉強のためのアプリやネット利用の場合には、使用時間を自分でコントロールできます。
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どうしたら規則正しい生活リズムを整えられるか、シートを見ながら子どもと一緒に考えてください。
- 少しずつ改善していくようにスモールステップでお願いします。例えば、「1時間早く眠るようにしようね」。できたらほめましょう。できなかった時に「なんで早く寝ないの!約束したでしょ!」と叱っても効果はありません。ますますネットやスマホに依存します
*上記の方法でも改善がみられない、または実践するのが難しいなどお困りの場合は、決して保護者の方だけでお悩みにならず、ぜひ相談窓口や専門外来などにご相談なさって下さい。