相談事例

ネットいじめ

相談内容(2011年7月・青少年男子)

友人の保護者あてに自分の名前になりすまされた脅迫メールが届いた。メールアドレスは自分のものではなかった。受験を控えている時期に不安である。どうしたらよいか。

アドバイス

友人やその保護者の方には、メールアドレスは自分のものではなく、なりすましメールであることを伝え、メールは念のため保存しておいてもらうと良いと助言した。また、友人の保護者には、今後なりすましメールを受け取らないための対策として、なりすましメール拒否設定をすることによって、受け取らなくて済むことを伝えてみるのも良いであろうと伝えた。精神的に不安な状況と推測されるが、今は受験という目標に向かって悔いが残らないよう、勉強に集中してほしいと伝えた。

ポイント

自分ではない、他の誰か宛てに、自分になりすましたメールが届いたことで、自分が悪いことをしたのではないか?との思いがあったようである。悪いのはあなたではない。ということと、今やるべきことに集中することで不安を軽減するよう助言し、実際に送られているなりすましメールの対処として、なりすましメールの拒否を友人の保護者へお願いすることも一案であると提言をした。自分の手の届かないところで起こっているトラブルは、より不安になるであろう。機械に振り回されず、自分にあった使い方を見つけ出し、様々あるサービスも上手に使い分けてほしいものである。

※ここに掲載してある相談事例は一つの参考例として掲載したものです。
同じようなトラブルであっても、個々の状況が異なるため、解決内容もそれに従い違ってきます。