相談事例
架空請求
相談内容(2025年1月・青少年女子)
アダルトサイトを検索し、年齢確認で「18歳以上」をクリックしてサイトを開いてしまった。その後は小さい文字で何が書いてあるのかよくわからず何かボタンを押したら、高額なお金を請求する画面が表示された。間違えた場合の連絡先に電話をしたが、時間外で繋がらなかった。架空請求なので無視して良いと思うが心配になった。
アドバイス
年齢の質問に答えただけでは有料契約に同意をしたとは言えず、規約に同意したり、申し込みの意思表示をしていないのであれば、契約は成り立っていないと考えられる。このまま何もしなくて良いが、画面のスクリーンショットなどが残っているのであれば保護者にも見てもらうと良い。また、相手から電話がかかってくるかもしれないので、着信拒否の設定などで対応し、非通知や知らない番号からの電話にも十分に注意をしてほしい。
ポイント
インターネットを見ていて意志に反してお金を請求されてしまった場合は、従来からある架空請求サイトの可能性があると考え、何もせずに画面を閉じることが正しい対処である。高額な請求や期限が表示されていると焦ってしまうが、利用者を不安にさせてお金を支払うように仕向ける手口だと考えて、冷静に対応することが大事である。一方で青少年の場合は興味本位で年齢を偽る行為は危険である。このようなトラブルに出会わないためにも、サイトの規約をよく読み、ルールを守って安全に利用してほしい。
相談内容(2024年7月・青少年男子)
アダルトサイトで何かのボタンをクリックしただけで高額請求された。 退会申請のために何度もメールを送ってしまった。
アドバイス
有料契約が成立するためには、利用者の承諾の意思表示が必要であり、利用規約や有料契約に同意をしていないなら、契約は成立していないといえる。この場合は退会をする必要も、お金を支払う必要もないため、きっぱりと無視をしているのが適切な対応である。相手にメールをしたことで連絡先が伝わり、今後は迷惑メールが増えるかもしれないため、迷惑メール防止設定などの対策をとってほしい。
ポイント
従来からアダルトサイトや出会い系サイトなどに多いワンクリック請求の手口と考えられる。このような危険なサイトにつながる経路は、検索結果、迷惑メール、SNSに送られてくるDMのリンク、広告など多数あり、意図せず誘導されてしまうこともあるので注意してほしい。もしも開いてしまったときには、興味があったとしても先に進まずにサイトから離れたり、画面を閉じることでトラブルを未然に防ぐことが大事である。
相談内容(2024年2月・青少年男子)
スマートフォンでゲーム関連のサイトを見ていたときに広告をタップしてしまい、アダルトサイトが開いた。18歳以上かの質問に「はい」を選ぶと、「登録ありがとうございます」という画面が出てお金を請求された。ワンクリック請求のことは知っていたのですぐに画面を閉じた。サイト側にはメールも電話もしていないが個人情報が漏れていないか心配になっている。
アドバイス
年齢の質問に答えただけでは有料契約に同意をしたとは言えず、契約は成立していないと考えられる。一方的に請求されているのであればワンクリック請求の手口であり、請求に応じる必要はないだろう。電話をかければ電話番号が伝わり、メールを送信すればメールアドレスが知られてしまう可能性があるが、サイトにアクセスしただけでは個人情報などは知られていないと考えて、このままきっぱりと無視をすることが適切な対応である。
ポイント
インターネット上には広告収入によって運営されているサイトも多数あり、中には危険なサイトに誘導されるような広告も潜んでいる。スマートフォンの小さな画面では、うっかり広告をタップしてしまうこともあるので注意してほしい。 意図しないサイトが開いたときには、お金を請求されるトラブルのほか、不正なアプリをインストールさせられ、ウイルス感染に繋がる危険もある。興味があったとしてもすぐに画面を閉じ、閲覧履歴も消去するなどでトラブルを防ぐことが大事である。
相談内容(2023年8月・青少年性別不明)
無料と書かれていたアダルトサイトで、動画をクリックして年齢確認で18歳以上を選んだら、購入完了となりお金を請求された。12時間以内にキャンセルする場合は電話をするように画面に表示されている。
アドバイス
サイトにアクセスしたり年齢を確認しただけでは、利用規約の同意や有料の契約に同意をしているとは言えず、契約は成立していないと考えられる。この場合は、キャンセルをする必要も、お金を支払う必要もないと考えられ、きっぱりと無視をしているのが適切な対応である。相手に電話をかけたり、メールを送信するのは自ら個人情報を伝えてしまうことになる。キャンセルのために電話をするようにと画面に表示されていても、契約が成立していないと考えられるのであれば、このまま連絡をせずに無視しているのが良いだろう。
ポイント
従来からあるワンクリック請求のトラブルだが、年齢を偽ってサイトを利用しようとしなければ避けられたトラブルであり、興味があってもルールを守ることがトラブル防止につながることを理解してほしい。無料と書かれていても別の有料サイトに接続されることもあるため、安易にボタンをクリックしないこと、利用規約や料金の表示をしっかりと確認することも大事である。
相談内容(2023年4月・青少年女子)
スマートフォンでインターネットの怪しいサイトにつながってしまい、18歳以上かを聞かれ「はい」を選ぶと会員登録され高額請求された。怖くなってすぐにサイトを消し、履歴も消した。電話やメールはしていない。
アドバイス
つながったサイトが有料サイトだったとしたら、会員登録の完了前に、利用規約や料金がはっきりと表示されていなければならない。そのような表示がなく、自分自身も同意をしていないなら契約は成立していないと考えられ、お金を支払う必要はない。電話もメールもしなかったのは正しい対応であり、きっぱりと無視をするのが一番良い。
ポイント
新学期、新入学を機にスマートフォンやタブレットを持ち始めた青少年に注意してほしいトラブルの1つが 「ワンクリック請求」の手口であり、有料契約が成立していないのにお金を請求されてしまうトラブルである。怪しいサイトにつながるきっかけは、SNSの広告、迷惑メールに書かれたリンク、検索結果など様々あるが、リンク先がよくわからないまま安易にタップするのは危険だと考えてほしい。意図せずつながってしまったときは、何もせずに閉じることが正しい対処である。
※ここに掲載してある相談事例は一つの参考例として掲載したものです。
同じようなトラブルであっても、個々の状況が異なるため、解決内容もそれに従い違ってきます。