相談事例

料金関係

相談内容(2012年4月・保護者・青少年男子)

携帯電話会社から高額の利用料金についての注意のハガキが届いた。子供に聞くと、学校でチェーンメールが流行っていて、友達等に転送はしていないが、メールに書かれていたURLをクリックして繋いでしまったとのこと。これは払わなければいけないのか。

アドバイス

電話会社からの請求であるから、利用の明細を取り寄せることを勧める。ネットの利用では、接続料とパケット料、サービス利用料があると説明。パケット定額制は未加入とのことなので、おそらくインターネットを利用している料金だろうと説明。同月内であれば、パケット定額制に後から加入すれば定額料金のみで間に合うこともあるようなので、支払い料金については携帯電話会社に問い合わせてほしいこと、このことをきっかけに、今後のネット利用についても良く話し合ってほしいこと、フィルタリングの加入も勧めた。

ポイント

インターネットを利用する場合には、通信時間に関係なくパケット通信料が発生することを知らないと、気がつかないまま利用料金が高額になってしまう可能性がある。携帯電話の複雑な料金体系も、こうしたトラブルの原因であろう。子供に携帯電話を持たせる際には、気付かないうちに利用しすぎるというトラブルを防ぐために、保護者が料金体系をきちんと把握し、家族で利用についてしっかり話し合うとともに、料金制限などのサービスを利用することも有効だろう。

相談内容(2012年3月・保護者・青少年男子)

息子が海外でのホームステイ中にレンタル携帯電話を利用し、主にネット代として数十万円の高額請求が来た。未成年に対してあまりに高額な請求はおかしいと交渉したところ減額された。しかしまだ納得できない。

アドバイス

携帯電話でインターネット接続をする場合、原則として通信時間単位ではなく、パケットの数で課金される。HPの閲覧や、携帯電話からのメール送受信などを利用するとパケット通信料金が発生する。海外での通信については、「海外パケット定額制」が携帯電話事業者で提供されており、手動にて、その通信事業者を設定する必要がある場合もある。高額な請求が来ているということは、パケット定額制の契約ではなかった、あるいは、通信事業者の設定を間違えたことが考えられる。法的には支払い義務が発生すると思われるが、減額後の金額の根拠については確認が必要である。料金の支払い妥当性については、携帯電話をレンタルした際の契約書を確認し、明細も確認したうえで、弁護士等に相談するのがよい。

ポイント

携帯電話を海外へ持ち出す場合、子供であっても大人であっても注意が必要である。着信だけでも料金が発生する等、その使い方で忘れてはいけないことを携帯電話会社に問い合わせて、必ずチェックしておく。

相談内容(2011年6月・青少年女子)

子供が使用している携帯電話の請求金額が、3か月で数十万円にもなっていた。Webは利用しない契約だったはずだがいつの間にか解除されWeb利用代金を請求されている。支払いの取り消しはできないのか?また、通信料のほかにコンテンツ制作会社からの請求もある。明細内訳の提示、または解約はできないのか?

アドバイス

パケット定額制の契約でない場合、メールのやり取りや、インターネット接続で楽曲、画像、動画のダウンロードをするたびに、データ量に応じてパケット費用がかかる。携帯電話会社の請求書に通信履歴の明細があるはずなので確認し、不明な点があれば電話会社に問い合わせるとよい。 契約内容の変更についても、未成年者だけで申し込みできるのか確認することを勧めた。コンテンツ制作会社からの請求は、登録した有料のWebサイトへの月々の登録料金がかかっている可能性があり、携帯電話のホームページから所定の手続きで登録解除・退会を行う必要があることを説明。

ポイント

保護者が知らないうちにWeb利用制限が解除され、高額な料金を請求された例。携帯電話でのインターネット利用の仕組み、つまり、パケット料金についての理解、子供に携帯電話を持たせる際のルール作り、使用料金のこまめなチェックなど、トラブルを未然に防ぐための保護者への啓発が今後も必要である。

※ここに掲載してある相談事例は一つの参考例として掲載したものです。
同じようなトラブルであっても、個々の状況が異なるため、解決内容もそれに従い違ってきます。