相談事例

性的トラブル

相談内容(2023年8月・青少年女子)

音声やビデオの通話ができるSNSで知らない人とビデオ通話をして胸を映してしまった。通話中に見せてと言われて応じてしまい、そのときにマスクをした顔も映っていたかもしれない。映像が相手の手元に残っていて、流出しないか心配になっている。

アドバイス

相手が画像を保存していない可能性もあるが、もしも保存していたとしても取り戻すことは難しく、その画像が今後どのように使われるのかは相手次第になってしまう。しかし児童ポルノ禁止法という法律があり、相手が18歳未満の児童の性的な画像を、性的興味のために持つことは禁止されている。少しでも不安があれば、今できること、今後とるべき対策について警察に相談してほしい。

ポイント

インターネットを通じて通話ができるSNSが増えており、ビデオ通話も気軽にできるようになったが、身近な人や親しい人と楽しむものであって、知らない人とのビデオ通話は安易にするべきではない。画面を通して見せてしまった顔や性的な姿は、撮影されたり画面を保存されたりすると、相手の手元から消してもらうことは難しくなってしまう。ビデオ通話だけなら大丈夫とは考えずに警戒心を強く持つことが大切である。性的な姿を自分が同意して見せてしまった場合でも、相手が児童ポルノを撮影したり所持することは法律違反の可能性があるため、不安があれば警察への相談をためらわないでほしい。

相談内容(2023年3月・青少年女子)

SNSで知り合った同年代の女子に顔も映っている性的な写真を送ってしまった。写真は保存していないと言われたが本当かどうかわからない。拡散されていないか不安になっている。

アドバイス

未成年者に性的な自画撮りを送信させることやそれを所持することは児童ポルノ禁止法で禁止されている。東京都では児童ポルノを不当に求めることも条例で禁止されている。拡散の心配があることから、被害を防ぐために自宅を管轄する警察に相談してほしい。写真を送った経緯や相手の情報(SNSアカウント等)などは大事な証拠となるので、思い出せる限り書き出してまとめておくと良い。

ポイント

インターネットで知り合う人は、現実世界の知り合いとは違い身元を確認することが難しい。最初から自画撮りを送信させるために年齢や性別、人格を偽って近づいてくる人もいる。このため、相手の言い分だけで年齢や性別を信じ込むのは危険である。気が合うと感じたとしても、性的な写真や動画を見たいと言われたときには冷静になって断ることが大事である。

相談内容(2022年11月・青少年女子)

学生限定のSNSで知り合った人とトークアプリでやり取りをしていたときに、裸の写真を要求された。お金をあげると言われて送ってしまった。その後、どちらのアプリでもブロックされた。トーク履歴は消すように言われたので消してしまった。

アドバイス

18歳未満の児童の性的な写真や動画は「児童ポルノ」にあたり、どんな理由があっても、自分の裸や下着姿の写真を渡してはいけない。相手が児童の裸の写真を持っていることは法律に反する行為の可能性がある。また東京都では児童ポルノを不当に求めることも条例で禁止されている。今後、写真が悪用されたり、これ以上被害を広げないためにも、最寄の警察になるべく早く相談してほしい。

ポイント

「お金をあげる」という言葉で青少年に性的な自画撮り写真を送信させ、履歴も消させている悪質な行為である。学生限定のSNSであっても、大人が学生のふりをして利用していることも考えられる。インターネット上では相手の素性を見分けるのは大人でも難しいため、性的な写真を要求されたら、どんなに良い人だと思ってもきっぱり断る勇気を持ってほしい。また、このような心配事が起きてしまったときには、写真の拡散を防ぐことが最優先である。保護者や警察にも助けてもらいながら、早く安心できる状態を取り戻すことを考えてほしい。

相談内容(2022年9月・青少年女子)

インターネットで知り合った人に、裸でビデオ通話をすればお金を払うと言われ応じてしまった。お金はビデオ通話後に支払われる予定だったが支払われず、連絡も取れなくなった。ビデオ通話が録画されていたかもしれない。

アドバイス

未成年者の性的な画像や動画は児童ポルノであり、撮影することも、性的欲求を満たす目的で所持することも法律で禁止されている。また東京都では児童ポルノを不当に求めることも条例で禁止されている。ビデオ通話が録画されていたとしたら相手の行為は法律違反の可能性があるが、録画を相手がどのように利用するのかは相手次第になってしまう。被害を食い止めるためには警察にしかできないことがあるので、自宅を管轄する警察署に相談してほしい。相手のアカウント等が残っているのであれば大事な証拠となるため、消さずにスクリーンショット等で保存しておいてほしい。

ポイント

お金を払うという言葉は、ビデオ通話を通じて未成年者の性的動画を手に入れるための手口だった可能性もある。同様のトラブルを避けるためには、相手が誰であっても、どのような言葉で誘われたとしても、自分自身の性的な画像を送ることも、ビデオ通話で裸を見せることも危険な行為であることを忘れないでほしい。保護者や警察に助けてもらいながら対策をしっかりと行い、一刻も早く安心できる状態を取り戻すことを考えてほしい。

相談内容(2022年6月・青少年女子)

SNSで知り合った人とメッセージアプリの連絡先を交換し、音声通話やビデオ通話でやり取りをした。体の一部を見せ合うことになり、ビデオ通話で見せてしまった。その時に相手から、写真や動画を撮ったと言われた。写真がインターネット上に拡散されたらどうしようと不安になっている。

アドバイス

未成年者の性的な写真は児童ポルノであり、撮影することも、性的欲求を満たす目的で所持することも法律で禁止されている。写真を相手がどのように利用するのかは相手次第になってしまう。被害を食い止めるためには警察にしかできないことがあるので、自宅を管轄する警察署へ相談に行くことを勧める。そのための準備として、相手のことで知っている情報、やり取りの内容が残っていれば消さずに保存しておくことを勧める。相手に伝えた自分の情報も整理しておくと良い。

ポイント

自画撮り写真を送信していなくても、ビデオ通話の画面が意図せず撮影されてしまい被害に繋がっている事例も多い。撮影されたり、画面を保存されてしまったら、その画像の取り扱いも相手次第となってしまう。このことから、ビデオ通話だけなら大丈夫とは考えずに、リスクが潜んでいると認識してほしい。しかし自分が同意して見せてしまった場合でも、相手が撮影することは法律違反の可能性があるため、警察への相談をためらわないでほしい。

※ここに掲載してある相談事例は一つの参考例として掲載したものです。
同じようなトラブルであっても、個々の状況が異なるため、解決内容もそれに従い違ってきます。