相談事例

迷惑メール

相談内容(2012年2月・青少年女子)

迷惑メールがたくさん届く。裁判にかけるといったことが書いてあった。裁判を受けないといけないのか?こういうときはアドレスを変更してよいのか?

アドバイス

身に覚えのない請求に応じる必要はない。アドレス変更も有効だが、なるべく変えずに対処するには、携帯電話の迷惑メール防止の対策をするとよい。これ以上迷惑メールを増やさないために、懸賞サイトへの登録、無料のダウンロード、占いサイト等、メールアドレスを記入する場面では、これまで以上に気を付けてほしい。携帯電話に「フィルタリングサービス」が適用されているかどうかについても確認してほしい。フィルタリングサービスを利用することで、有害サイトへのアクセスを防ぎ、迷惑メールが発端となる予期しない登録や請求にあうことも回避できる。

ポイント

突然に迷惑メールが増えると「なぜだろう?」と考える。送信者がランダムに作ったメールアドレスが偶然にも合致する場合もあるが、ショッピングや占いサイトに入力したメールアドレスが発端となることも。メールアドレスも大切な個人情報の一つと意識して、記入を求められた場合には十分に注意を払わなければならない。受信したくないメールアドレスは受信拒否設定を、確実に受け取りたいメールは受信指定設定等、携帯電話にそった対応については、携帯電話会社の店頭で詳しい情報を入手するとよい。

相談内容(2012年1月・保護者・青少年男子)

息子の携帯電話を見てみると、迷惑メールに返信しているような内容のメールを発見した。どうしたら良いか。受信したメールは息子が既に削除してしまった。受信メールのうち1通には、「サポートセンターからのお知らせ」という内容で、譲渡ポイントの受け取り期限について書かれてあったようだ。

アドバイス

メールアドレスを変更することを薦め、今後このようなメールが届いても決して返信しないこと、先方の電話番号が書いてあっても連絡を入れないことを伝える。送信者がよく分からないメールは開かないことが原則だと言うことも息子さんに伝えてほしい。現在フィルタリングを利用していないことから、今後の安心のためにもフィルタリング利用を検討してほしいと伝える。

ポイント

日頃から、親が管理している家庭であるらしく、早期に気付いて対処ができている事例である。メールに応答してしまうような巧みな内容が、送信先からのメールに仕掛けられていることが多く、大人でも対処の方法を誤ってしまうという現状である。この先、個人情報などを要求される展開になることなどは、その時点では想像できないため、どうしても安易な対処になるようだ。この点は、周りの大人がしっかりと指導することにより、防ぐことができる。そのためには、日頃から、家族内でのコミュニケーションやルール作りが重要であると考える。

相談内容(2011年12月・青少年男子)

昨夜から今日にかけて変なメールを何通か受け取った。内容は、「退会手続きが完了していません・・・」、「メルマガに登録されました・・・」、「ただいまあなたの個人情報が公開されています・・・」といったもの。どれも身に覚えがなく、自分からメールアドレスを書き込んだことはない。こういうメールを受け取ったのは初めてで少し怖い。メールアドレスを変更したほうがよいか?

アドバイス

身に覚えのない内容や知らない差出人からのメールであれば、迷惑メールと考えて無視していて問題ないと回答した。メールに返信したり、URLをクリックしないようにと注意した。アドレス変更も有効だが、迷惑メールブロックの設定を見直して受信拒否で様子を見てもよいと話した。アドレスを変更する場合は、簡単に作れるような単語ではなく推測されにくい文字で構成するとよいと助言した。

ポイント

初めてスパムメールを受け取り、不安なままどうしていいかわからずに電話相談に至った事例。受け取った当事者は、心当たりのない登録・請求に戸惑うが、自分を狙って送られてきたのではないということを認識し、冷静に対処する必要がある。携帯電話の迷惑メールブロックの設定によって防止できるものも多数あるため、さらなるトラブルを防ぐためにも、防止設定を組み合わせて工夫する方法を教示していきたい。

相談内容(2011年10月・保護者・青少年女子)

娘と共有で使っているケータイに、1日に100件を超える迷惑メールが届いた。迷惑メールが届くようになったのが数カ月前で、携帯ショップに相談してドメイン拒否の対策をした。その後、迷惑メールは減ったが、メールを開封して、そこに書かれている「着信拒否」や「メルマガ停止」のボタンを次々に押したらまた増えた。どうしたら迷惑メールを止められるのか。

アドバイス

ドメイン拒否のほかに、受信したい人からのメールのみ受け取る方法、メールのタイトルだけを見てこまめに削除する方法、URL付きメールの受信拒否、メールアドレス変更などの対策について話した。配信停止のボタンをクリックするとさらに迷惑メールが増える可能性があることや、その仕組みを話す。フィルタリングを活用することも勧めた。

ポイント

相談者は、迷惑メールにある「配信停止」のボタンをクリックすれば、配信停止につながると考えていた様子だった。この行動がさらなる迷惑メールを増やす原因であることに気づいていなかった。今回のように迷惑メールが増える原因とその対策について、携帯電話を使う青少年へのリテラシー教育が必要であるのは言うまでもないが、保護者側にもしっかりと正しい知識を持ってもらう必要性も痛感した事例である。

相談内容(2011年7月・青少年男子)

出会い系サイトのようなところからメールが届く。以前、ワンクリック請求の被害に遭い、実際にお金を払ってしまったことがある。そのときは、電話の相手に、間違ってクリックすることはあり得ないと言われてお金を請求された。

アドバイス

メールが届くことについては、迷惑メール対策をするよう勧めた。ワンクリック請求被害については警察に届けることを勧めたが、親にも言えないので警察には行きたくないとのことだった。今後は、知らない番号からの電話には出ないこと、変なメールも開かないこと、何かあればいつでも相談を待っていることを伝えた。

ポイント

迷惑メールの相談であったが、話を聞くうちに過去に実際にお金を払ってしまったことがあるという告白があった。そのことがきっかけとなり迷惑なメールが届くようになったようである。支払う必要のない代金を払ってしまったという気持ちよりも、親に知られたくない気持ちのほうが強かったようであるが、お金を払う前に、ひとりで悩まずに相談してほしかった事例である。

※ここに掲載してある相談事例は一つの参考例として掲載したものです。
同じようなトラブルであっても、個々の状況が異なるため、解決内容もそれに従い違ってきます。