相談事例

迷惑メール

相談内容(2018年9月・青少年女子)

保護者のスマートフォンからアダルトサイトにアクセスしてしまい、おそらくそれが原因で保護者のスマートフォンに変なメールが届いた。保護者が寝ているときに着信に気付いて見てみると、相手は知らない名前を名乗っていて、「写真見ますか?」と書いてあった。怖くなってすぐに消したが、今後もメールが届いたらどうしたら良いか。アダルトサイトには、ゲームをしていたときに間違えて広告をタップしてアクセスしてしまったがすぐに閉じた。電話番号もメールアドレスも伝えたりしていない。

アドバイス

アダルトサイトを開いただけではメールアドレスが相手に伝わることはないので、そのサイト側がメールを送ってきたとは考えにくいだろう。自分にとって必要のないメール、心当たりのない人からのメールであれば、迷惑メールと考えて無視しているのが基本的な対応である。メールに返信をしたり、メールに書いてあるURLにアクセスしてしまうことでさらに心配事が起きてしまうかもしれないので、無視して削除するのが一番良い。ただし、届いているのは保護者のスマートフォンなので、迷惑メールかどうかは保護者に判断して対処してもらうのが良い。

ポイント

心当たりのない内容、知らない人からのメールは迷惑メールとして無視するのが一番安全な対応だとされているが、身に覚えがあるために対応に迷うケースもあるだろう。しかし、そのような場合でも焦ってメールに反応しないことが大事である。迷惑メールかどうかの判断に迷ったときには、よくわからないまま一人で対処しようとするのではなく、保護者に相談して一緒に対応してもらってほしい。

相談内容(2018年6月・青少年女子)

メッセージアプリに心当たりのないメッセージがよく届く。その中の1つに「友達になってくれませんか」という内容で、プロフィール画像には上半身の性的な写真が使われている。その写真が、もしかすると、以前友人に送信した自分の写真かもしれない。写真には顔は写っていないので確信はない。アカウントをブロックして削除しており、現在はもう確認することもできない。

アドバイス

よくある迷惑メールの可能性が考えられるので、落ち着いて考えてほしい。心当たりのない人からのメッセージをブロックしたのは正しい対処である。万が一、自分が送信した写真だと確認した場合には、削除や警察への相談など、適切な対応を考えることになる。

ポイント

従来の迷惑メールと同様に、メッセージアプリやSNSアカウントにも知らない人から心当たりのないメッセージが届く機会も増えてきている。コミュニケーション手段は異なっても、自分自身の個人情報を守るための対処法は共通している。メッセージを送ってくる相手や内容に心当たりがなければ、気になったとしてもきっぱりと無視をすることが、トラブル防止のための大事な姿勢である。

相談内容(2018年3月・青少年女子)

迷惑メールに返事をしてしまったようだ。届いたメールには、動画が有料になってしまうという文章と、電話会社のマークもあったので信用し、URLにアクセスして個人情報を入力した。その直後から変なメールがたくさん届くようになってしまった。このまま放っておけば、個人情報の拡散を防ぐことはできるのか。メールアドレスを変更すれば良いのか。

アドバイス

迷惑メールを防ぐ方法としては、メールアドレスの変更も対策の1つである。ただしメールアドレスを変更するのであれば、その前に自分が利用しているSNSなどのサービスを一覧にして、登録しているメールアドレスや暗証番号などを紙に書いて整理することを勧める。メールアドレスを変更した後にサービスのパスワードを忘れてしまうと、パスワード再発行のメールが届かず、ログインもできなくなるかもしれないので慎重に考えてほしい。また、変更後にも迷惑メールを受信しないように、怪しいサイトには近づかない、個人情報の登録を慎重になるなど、自衛することも忘れないでほしい。

ポイント

実在する企業になりすました迷惑メールが増えている。メールに返信をしてしまうと、メールアドレスを知られたり、個人情報の収集につながる恐れがある。偽サイトへ誘導してIDやパスワード、クレジットカード番号を収集する「フィッシング詐欺」の手口もあるので注意が必要である。届いたメールが本物かどうか少しでも疑問がある場合は、メール本文ではなく公式ホームページなどから正しいお問い合わせ先を確認してほしい。メールの内容に疑問を持たなかったとしても、個人情報を記入する場面になったら、必ず立ち止まって確認する習慣を身につけることが大事である。

相談内容(2017年7月・保護者・青少年女子)

娘のSNSアプリにチェーンメールが送られてくるので、無視するように伝えたいのだが、どのように説明したら良いか。

アドバイス

たとえば、チェーンメールを受け取って怖い思いをしたのであれば、同じ思いを友達が感じるはずなので、自分で止める勇気を持ってほしい。チェーンメールはいたずらなので、それに加担しないことが大切である。自分で止める勇気がないのであれば、友達に転送するのではなく、チェーンメールの転送先アドレスが用意されているので利用すると良い。

ポイント

チェーンメールは、以前は電子メールで回されるものが多かったが、最近は、コミュニケーションの手段が多様化し、通話アプリやSNSも使われるようになっている。チェーンメールの内容は、怖いものばかりでなく、幸福が訪れる、プレゼントをもらえるなど、良い内容も見られるが、どんな内容であっても転送すべきではない。発信元が分からないチェーンメールを回すことは、デマや不確かな情報を拡散してしまう迷惑行為であると理解してほしい。

相談内容(2017年6月・青少年女子)

出会い系サイトから迷惑メールが来ていた。今はメールアドレスを変えたので届かなくなったが、迷惑メールが来たときに悪質なサイトとは知らずURLを開いてしまい、会員登録してしまったかもしれない。

アドバイス

迷惑メールには、金銭を要求するもの、恋人や友達勧誘のメール、出会い系サイトへの誘導などいろいろあるが、知らない人からのメールは開かずに捨ててしまうことが大事である。メールに書かれているURLにアクセスしたり、メールに返事をしたり、退会の申請をしてしまうと、さらにトラブルに繋がる恐れや、迷惑メールを増やす原因となる。今後は、身に覚えのないメールは無視をし、削除するよう心がけてほしい。

ポイント

何らかの原因でメールアドレスが流出して迷惑メールが届いてしまうことは誰にでも起こり得る。迷惑メールは、一度届いてしまった後で完全に止めることは難しいが、なるべく受信しないように対策することは可能であり、その1つが受信拒否である。URL付きのメールやパソコンからのメールを拒否した上で、受信したいアドレスを個別に指定するなどが有効である。大事なメール、必要なメールだけを受信するにはどうしたら良いか、一人だけで対応せずに保護者と一緒に話し合って工夫すると良いだろう。

※ここに掲載してある相談事例は一つの参考例として掲載したものです。
同じようなトラブルであっても、個々の状況が異なるため、解決内容もそれに従い違ってきます。