相談事例

迷惑メール

相談内容(2015年1月・青少年男子)

メッセージアプリにチェーンメールが届いた。もし回さなければ自分の誕生日に悪いことが起きるという内容だったが、回さなくても大丈夫だろうか。

アドバイス

受け取った人にメールをさらに転送させる内容のメールをチェーンメールという。このようなチェーンメールは、どんな内容であっても転送しないことがマナーである。チェーンメールは迷惑メールなので、ほかの人に回すことで、自分自身も迷惑メールの加害者になってしまう。チェーンメールの内容は、人助けやワンクリック詐欺へのリンクが含まれている事例などが確認されている。どのような内容だったとしても、他の人に回すように呼び掛けるメールは、内容を無視して自分のところで止めることが正しい対処である。

ポイント

チェーンメールは、最近はメッセージアプリやSNSなど、新しいコミュニケーションツールを通じて転送されてくるものもあるようだ。しかし、手段は変わっても、誰かに転送を促す内容ならばチェーンメールである。不安にかられて迷惑なメッセージを自ら広めてしまわないように、内容を問わず回さないことがチェーンメールへの正しい対処である。

相談内容(2014年11月・青少年女子)

ゲームのアイテムが欲しくてネットで探していたら、無料で手に入るサイトを見つけたので利用した。すると、その会社からかどうかはわからないが、スマートフォンにメールが毎日しつこく来るようになった。メールアドレスを変えずにメールを止める方法はあるか。

アドバイス

無料アイテムを入手するためにメールアドレスを記入した結果、メールが大量に届いた可能性がある。送信元のメールアドレスを指定して受信拒否をすると良いだろう。送信元のメールアドレスが複数ならば、それぞれについて受信拒否の設定を行う。それでもメールが大量に届くようであれば、携帯電話会社に相談して、各種の迷惑メール設定を検討すると良い。今回のように自分のメールアドレスをネット上に書き込む場合は、本当に書き込む必要があるのかどうかを しっかりと確認するようにしてほしい。

ポイント

この事例のように、無料サービスを利用するためにメールアドレスを登録したことで、メールアドレスが収集され迷惑メールが届いてしまうことがある。一度メールアドレスを収集されてしまうと、迷惑メールを完全に止めることは非常に難しい。不要なメールを受け取らないためには、メールアドレスをむやみに伝えないことが最善の予防策だろう。インターネット上でメールアドレスの記入を求められたら、それが何のために必要なのか、どのような目的で使われるのか、冷静に考える姿勢が必要である。

相談内容(2014年10月・青少年女子)

携帯電話に知らないサイトからたくさんメールが来た。メールからはサイト名が分からず消去のしかたも分からない。心当たりがあるのは、知らない人から通信アプリにメッセージが来て、SNSのコミュニティなら入ってみたいと思い、何となく登録したことである。完了ボタンを押した後のページに18歳未満禁止と書いてあり、どうしようと思っていたらメールがたくさん来るようになった。どうすれば良いのか。

アドバイス

インターネット上に自分のメールアドレスを公開しているのであれば、すぐに消した方が良い。メールアドレスも大事な個人情報であり、簡単に他人に教えてはいけない。今後も迷惑メールが届くようであれば、携帯電話で迷惑メールが届かない設定をすると良い。なお、設定のために暗証番号等が必要な場合は、保護者にお話をしてほしい。迷惑メールはインターネットを使っている多くの人が受け取ってしまうものである。保護者の方に相談して、一緒に操作をすると良い。

ポイント

知らない人からのメールに反応してしまったことが迷惑メールの原因になるのはよくあることである。迷惑メールの配信を止めようとして空メールを送ったり、電話をかけるなど、自分から連絡をすることも、迷惑メールをさらに増やす原因である。迷惑メールへの適切な判断・対処が難しい子供の場合は、特定のメールアドレスからの受信だけを許可する設定を選択するなど、受信設定を工夫すると良いだろう。

相談内容(2014年9月・青少年女子)

自宅で利用しているパソコンに、銀行をかたった迷惑メールが届く。保護者が銀行に電話をしたら、迷惑メールだから捨てるように言われたのだが、本当に捨てて大丈夫だろうか。

アドバイス

銀行を偽った迷惑メールは増えており、各銀行のWebサイトに注意喚起が書かれている。今回は銀行に電話をして事前に確認をしたことは、正しい対処だった。インターネットを利用している誰もが迷惑メールを受信してしまう。どのようにしてメールアドレスが知られてしまうのかは調べようがないが、どこからか漏れてしまったり、英数字の羅列なので機械的に送られてくることもあるだろう。これを完全に止めることは難しく、メールアドレスを変更するなどの手段もあるが、ウイルスソフトやプロバイダーのサービスを利用することで迷惑メールを止められることはあるので、確認してみることを勧める。

ポイント

毎日利用するパソコンやスマートフォンに勝手に送りつけられるメールは、極めて不快であり、効果的な対策を切望する人も多い。利用しているメーラーで設定をしたり、通信会社のサービスを利用するなど、自分に合った対策は何か、届く迷惑メールを確認しながら、適切な対策が見つけられると良いだろう。

相談内容(2014年5月・青少年女子)

メールで悩みを聞くことでお金がもらえる副業サイトに登録しようとした。メールで応募し、返ってきたサイトを開くと、名前、住所、口座番号を入力しなければならず、18歳未満は利用禁止と書かれていたので、不安を感じ、何も入力せず途中で操作をやめた。しかし、しばらくすると、男性からたくさんメールが届く。家に400万円を送るとか、未払い金を払わないといけないとか、居場所がわかっているから早く払えといった内容。他にも、「お困りごとで悩んでいませんか?相談してください」という内容のメールが届き、今の自分の状況とまったく同じだと思ったが、送信元をよく見るとお金を請求してくる会社と同一だとわかった。

アドバイス

相談者が登録しようとした副業サイトは出会い系サイトと思われ、応募したときのメールアドレスが収集され、迷惑メールの宛先に使われた可能性がある。メールに書いてあることは信じなくて良く、メールアドレスだけでは、住所や名前などはいっさい伝わっていないので、怖がる必要はまったくない。メールは無視して削除すれば良いが、迷惑メールブロックの設定をして様子を見ることを勧める。状況により、メールアドレス変更も検討すると良い。

ポイント

身に覚えのないメールは、スパムメール(迷惑メール)として無視をすることが基本的な対処法だが、メールが届いた原因がどこにあるのか、振り返ってみることも大事である。この事例では、副業サイトにメールで応募するという行為により、メールアドレスが収集され、お金を請求するメールが届く原因になったようだ。このように、自分自身の行動がスパムメールのきっかけとなったケースは多い。サイトを利用するためにメールを送信するように誘導されたら、そこにはメールアドレスを収集する目的がある可能性も考え、本当に送信しても良いメールなのかをよく考えて慎重に行動してほしい。

※ここに掲載してある相談事例は一つの参考例として掲載したものです。
同じようなトラブルであっても、個々の状況が異なるため、解決内容もそれに従い違ってきます。