相談事例

架空請求

相談内容(2013年9月・青少年女子)

アダルト動画サイトに入り18歳以上を押したら、登録完了と料金の表示が出た。怖くなり退会しようとしたが、退会不可と表示された。そのあとメールが来てサポートセンターに電話するようにと書いてあったので電話をした。お金を払えば退会できると言われたが、このことを親に話すと詐欺だと言われた。送られてきたメールを良く見ると相手の住所が書かれていない。私は詐欺にあってしまっているのか?またこの先請求が来たらどうしたら良いのか教えてほしい。

アドバイス

年齢確認をしただけで請求されたのであれば、有料であることに同意をしたことにはならない。契約は無効だと主張でき、退会をする必要も、お金を払う必要もない。相手には電話番号が伝わっているため、今後もお金を請求する電話がかかってくる可能性がある。知らない番号・非通知などの電話には応答しないこと。メールも送っているのであれば迷惑メール対策をすると良い。

ポイント

自分の意に反して有料登録されたサイトとは契約は成立していないため、料金を支払う必要はない。さらに登録が成立していないため、退会手続きをする必要もない。しかし、多くの青少年がサイト運営者に電話やメールで連絡を取り、自ら相手に連絡先を教えてしまう。このことで心配事がさらに大きくなってしまうことを覚えておいてほしい。一人で判断せずに保護者に相談できることが望ましい。すでに相手に情報を伝えてしまった場合は、それ以上不当な請求を受けないために、伝えた情報に応じた対策をすることが大事である。

相談内容(2013年8月・青少年女子)

18歳以上と書いてある占いサイトのようなところに、年齢を偽って登録してしまった。空メールを送ると、数日後にお金を請求するメールが届いた。有料だということは、どこにも書いていなかったのにお金を払わなければいけないのか。

アドバイス

年齢を偽ったことについては反省してほしい。しかし、空メールを送っただけで登録されたことや、有料の記載がわかりにくいことなどから、その契約は無効だと主張できるためお金を払う必要はない。今後も料金の請求、迷惑メールが送られてくる可能性があるので、迷惑メール防止設定で防ぐこと、防ぎきれなければメールアドレスを変更すると良い。

ポイント

占いサイトなどのように、一見トラブルとは無縁のような場所であっても、会員登録へと意図せず進んでしまいお金を請求されてしまったという相談が増えている。特に、登録のために空メールを送るように誘導され、危険なサイトだと分かったときにはすでにメールアドレスが収集されて迷惑メールに繋がってしまった事例も多い。このようなインターネットの落とし穴に出会わないためにも、サイトの利用規約をしっかり読み、年齢を偽ることはせず、ルールを守って利用することが重要である。

相談内容(2013年7月・保護者・青少年女子)

スマートフォンでアダルト動画サイトを見ていて、18歳以上を押したら突然登録完了になった。数日以内に高額な登録料金を振り込むようにと書いてあった。ビックリして退会ボタンを押したらメールが立ち上がり、それを送信した。すると退会エラーのメールが届き、電話をかけないと退会できないと書いてあった。書いてあった番号に電話したら、料金を支払わないと退会できないと言われた。どうしたら良いか。

アドバイス

相手に伝わっている情報は、メールアドレスと電話番号である。もし今後メールや電話で料金請求があったとしても一切無視すること。しつこく届くメールは迷惑メール設定やメールアドレスの変更で対応する、電話は相手の電話番号指定で着信拒否する、心当たりがない電話番号や非通知の電話には出ない、もし出てしまったら用心して対応すると良い。お金を支払わせるための脅しには応じないよう、このようなアダルトサイトにアクセスして料金請求となったら、勇気を持って「戻る」ことがトラブル回避をする上で重要である。

ポイント

毎月、架空請求のトラブルは後を絶たない。多くはアダルトサイトであるが、未成年であるにも関わらず、18歳以上と年齢を偽り先に進んでトラブルに巻き込まれている。アダルトサイトに興味がある年齢ではあると思うが、興味が先走るのではなく、年齢を偽ることをしなければ、防げる事象ではあるので、ルールを守ることで、自分の身を守るという基本を学んでほしい。

相談内容(2013年6月・保護者・青少年男子)

子供から、料金を請求するメールが届いたことを聞かされ、対応してくれと言われスマートフォンを預かった。アダルトサイトからのメールであり、未成年であるならばメールで返信しなさいと書かれている。連絡をする前に気をつけるべき点を教えてほしい。フィルタリングを利用しているし、子供も怪しいサイトには自ら近づいていないと思われる。

アドバイス

メールや電話をすることは相手に個人情報を伝える行為なので、危険であり、やめた方が良い。メールアドレスを変更する、迷惑メールを設定するなど、今後の対策をしてほしい。念のため、メールが送られてきた状況を子供から聞いた方が良い。相談者は子供の行為やフィルタリングを信用していたが、履歴には、フィルタリングで防げたはずのアダルトサイトのURLが含まれていた。そのサイトを閲覧できたということは、3G回線のみのフィルタリングを利用していて、WiFiにはフィルタリングを利用していないと考えられ、WiFi経由でアダルトサイトにアクセスしているのだろう。今後のためにも、WiFiのフィルタリングも利用することを勧める。

ポイント

保護者の知らない間に子供がアダルトサイトを閲覧したり、予想もしない使い方をしていたためにトラブルに出会ってしまうケースも多い。特にWiFiを使ったインターネット接続では、携帯電話会社が提供している3G、4G、LTE等と呼ばれる回線とは別の通信回線であるため、WiFiでも利用できるフィルタリングを申し込んでいない場合には、アクセス制限されるべきサイトにも繋がってしまう。フィルタリングの利用は、トラブルを未然に防ぐために必須ではあるが、子供のインターネットの利用方法を保護者が把握し、日々見守ることこそがもっとも大事なことだと考える。

相談内容(2013年5月・青少年男子)

音楽プレイヤーでインターネットを見ていて、アダルトサイトに突然繋がってしまった。利用規約と小さく書いてあったのに気付かず「同意する」をクリックしたら、突然請求画面が表示された。入会金が書いてあり、びっくりして退会ボタンから退会しようとしたができなかった。3日以内に入会金を払わないと退会できない、またそれより遅くなると2倍になると書いてあった。

アドバイス

18歳以上で同意を押した途端に請求されたのであれば架空請求であるが、退会ボタンを押したことで、メール送信となり、メールアドレスが相手に伝わっている。対策として、相手のメールアドレスを指定して受信拒否設定する、またはメールアドレスを変更する等して対応してほしい。音楽プレイヤーにフィルタリングをかけていない状態ならば、同じようなことが起きる可能性がある。アダルトサイトにアクセスしてしまったと思ったらすぐに退出してほしい。

ポイント

携帯電話やスマートフォンのほかにも、インターネットに接続できる機器が普及し、架空請求のトラブルに出会う機器も多様化している。携帯電話やスマートフォンだけでなく、インターネットに接続する機器にはフィルタリングを利用し、安心・安全に利用する必要がある。そのためには、子供が使用する機器に対して保護者も正しい知識を持つことが大事であり、使い方や利用ルールについて親子できちんと話し合えると良いだろう。

※ここに掲載してある相談事例は一つの参考例として掲載したものです。
同じようなトラブルであっても、個々の状況が異なるため、解決内容もそれに従い違ってきます。