相談事例
架空請求
相談内容(2011年12月・青少年女子)
アイドルの動画を見ようとしたら年齢確認の質問あり、「18歳以上」をクリックした。すると、登録完了の表示と、2日以内に85000円を支払うようにと表示された。両親もいないので、どう対応したらよいか分からず「こたエール」に相談した。相手には電話やメールでの連絡は行っていない。
アドバイス
請求画面を閉じると画面が消え、再起動後に請求画面が再度出現しないことを確認した。18歳以上でないのにクリックした点を反省すべきことも伝え、フィルタリングを使用するように勧める。また、困った時により安心するためには親や周囲の人に相談すると自分も楽になるので、できればありのまま伝えてほしいと伝えた。
ポイント
一見して問題ないように装っているサイトにも悪意が潜んでいた事例。思いもよらない場面で突然に高額請求を受けたことによる心理的なショックは大きく、泣きながら電話をかけてくる相談者も多い。このような予期しないトラブルに遭わないためにも、青少年の利用にはフィルタリングは必須である。また、青少年は興味を優先して年齢を偽って利用するケースが見受けられるが、成人になると契約の錯誤が適用されない場合もある。ネットの利用も、年齢制限を守ること、規約に同意することが前提であることをしっかり学ぶ必要がある。
相談内容(2011年11月・青少年女子)
携帯電話でリンクをたどって行くうちにアダルトサイトにつながり、興味本位で年齢確認、利用規約と進んでしまった。その後、入会・登録と請求案内画面が出た。料金と支払い期限が書かれている。どうしたらよいか?利用規約を見直してみたら、「当サイトは架空請求サイトではない」とか「入金を確認できない場合は、個体識別番号から身元調査をする」などと書かれていて怖い。
アドバイス
アダルトサイトに多い架空請求であり、請求は無視して問題ない。携帯電話の個体識別番号から個人情報を調べられる可能性は低いこと、自分から連絡しなければ実際に請求されることはないこと、請求されても契約の無効を主張できることを話した。不安があればいつでもこたエールに相談してほしいと伝えた。
ポイント
架空請求に関する相談は依然として多い。この相談のように、「当サイトは架空請求サイトではない」という文面で請求を拒否できないと信じ込ませようとする事例も多く見受けられる。もっともらしい文面があっても、冷静な判断・対処が必要であることを青少年にしっかり覚えてほしい。
相談内容(2011年10月・青少年女子)
友達にケータイを貸したら、その友達が誤って変なサイトに登録してしまったらしい。料金請求の画面が出たので退会しようと思って年齢、性別、メールアドレスを送信してしまった。IPアドレスとメールアドレスを相手に知られている場合、本当に支払わなくてよいか?自分の住所や名前が分かってしまわないかとても心配。
アドバイス
メールアドレスが相手に知られていることから、今後迷惑メールが増える可能性があること、その場合の対応について説明した。IPアドレスから個人の情報が分かることはないので安心してほしい。今回はお友達が興味本位でクリックした結果であるが、そのお友達にも今回の話の内容を伝えるとよい。また、フィルタリングは途中で解約したとのことだが、再度加入を検討してはどうかとも話した。
ポイント
友達に携帯電話を貸したことでトラブルに巻き込まれてしまった事例。フィルタリングに加入していない携帯電話を友達に貸したことで有害サイトへアクセスされてしまったという事例はよく見られる。こうしたトラブルもフィルタリングに加入していれば回避できたと考えられるため、自分は大丈夫と思っていても18歳未満の間はフィルタリングを解除しないことが望ましい。今回のトラブルをきっかけに、貸し借りをした両者とも、今後は軽はずみな行為は差し控え、携帯電話の根本的な使い方やマナーを見直すことができるとよい。
相談内容(2011年9月・青少年男子)
スマートフォンで間違えてアダルトサイトに入ってしまった。年齢確認や利用確認のボタンを押したら、入会・登録され請求画面が出た。3日以内に代金を支払うようにと請求されている。電話をかけてしまい、「お金を払わないと退会できない」と言われた。名前や住所は聞かれなかった。
アドバイス
入会の意志がないのに勝手に登録されお金を請求されたのであれば不当な請求であるためお金は払わなくても大丈夫。電話をかけた際、電話番号を通知していたのであれば、電話番号を知られた可能性があるので、その場合、着信拒否をするとよい。自分からメールを送っていなければ請求メールが届くことはない。年齢を偽って利用しようとしたことについては今後は注意が必要だが、取り消し手段がなかったのであれば契約の無効を主張できるので安心してほしいと伝えた。
ポイント
急速に普及が進むスマートフォンにおけるワンクリック請求の相談が増えている。パソコンでは請求画面が貼り付いて消えないという相談が多いが、スマートフォンの場合、現時点では請求画面が表示され、利用者を慌てさせるだけというパターンである。架空請求に関しては、退会しようとしてメールや電話で連絡することは相手の思う壺だと自覚する必要がある。何よりも、興味本位で進んで行った先に、利用者の情報を引き出そうとする罠が秘かに仕掛けられていることを意識する必要がある。
相談内容(2011年8月・青少年女子)
芸能人のサイトを見ていてリンクをたどっているうちに、アダルトサイトにつながった。すぐに閉じたが、登録と請求の画面が出て3日以内にお金を支払うようにという表示でカウントダウンが始まった。問い合わせをするために電話をかけてしまった。名前や連絡先などは聞かれず、請求画面も消えたが、大丈夫だろうか?
アドバイス
申し込みの意志がないのに登録、請求されたのであれば、ワンクリック請求という不当な行為である。お金は払わなくてよい。名前や連絡先などは相手に知られていないので安心してほしい。今後も同じようなトラブルにあったら、慌てて電話をかけたりせずに相談してほしい。
ポイント
同一の相談者から同じ内容の相談が複数回寄せられた。夏休み期間中でもあったためか、繰り返しの相談は他にもある。心配ないと毎回助言しても、青少年は不安が完全に解消されるまでには時間がかかるようである。
※ここに掲載してある相談事例は一つの参考例として掲載したものです。
同じようなトラブルであっても、個々の状況が異なるため、解決内容もそれに従い違ってきます。