相談事例

削除方法

相談内容(2016年4月・保護者・青少年女子)

子供になりすましたSNSアカウントが作成されていた。ユーザー名に子供のフルネームが使われ、プロフィール画像には学校で撮影した集合写真が使われている。集合写真は、生徒や保護者にも配られており、誰がSNSを作成したのかは思い当たらない。

アドバイス

写真に映っている人の中には、写真を公開されたくない人もいる。先生、友達、学校にも協力してもらい、運営会社へ違反報告をすると良いだろう。連絡できる友達には直接連絡しておくことも勧める。運営会社が用意しているフォームに必要事項を記入することで違反報告が可能である。

ポイント

他人の名前や写真などを利用して誤解を招くような形で他者を装うことを「なりすまし」という。なしすましは、多くのSNSで禁止されている行為である。このため、なりすましの被害にあってしまった場合は、サイト運営会社へ違反報告や削除依頼を行うことで適切に対処されるケースが多い。違反報告は、サイトの利用規約をよく読み正しい方法で行う必要がある。本人であることの証明のために、パスポートや学生証などの身分証明書が必要な場合もあるので、青少年は保護者に相談しながら、保護者と一緒に対処することが望ましい。

相談内容(2016年3月・青少年女子)

SNS上で自分になりすましたアカウントがあるので消してほしい。自分のプリクラ画像、名前や学校が分かる内容がプロフィールに書かれている。投稿内容で特に気になるものはない。誰かが面白半分で作って忘れているのかとも思われる。しかし、自分だと勘違いして繋がっている人もいると思うので消してほしい。

アドバイス

アカウントを削除できるのは、本人か運営会社だけである。顔写真が許可なく使用されているのであれば肖像権侵害であるので、運営会社への違反報告が可能だろう。違反報告後は運営側からの連絡を待ち、対処を待つことを勧める。本人確認のために公的な身分証明書が必要になったときには、保護者と相談して検討してほしい。しばらく待っても状況が変わらなければまた次の対応を考えることになる。

ポイント

自分自身が気をつけていても防ぐことが難しいのがなりすましのトラブルだろう。特にSNSの中には、メールアドレスやプロフィール情報を登録することで簡単にアカウントを作ることができるサービスがたくさんある。気軽に利用登録ができるが、この事例のように悪用することも簡単にできてしまう。なりすまし被害に対しては、トラブルの状況に応じた対策をとるべきだが、この事例のようにアカウント削除を望む場合は、本人から運営会社へ違反報告や削除依頼をすることが一般的な対応だろう。

相談内容(2016年2月・青少年女子)

数年前からSNSを利用し、プロフィール画像などに顔写真を大量に載せていた。そのほとんどはプリクラ画像を加工したものだった。その顔写真を誰かが入手して加工し、どこかに掲載しているらしい。ネット上の知り合いから聞いたが場所は特定できていない。もし自分の顔写真を加工したものがネットに載っていたとすると、写真の位置情報から自分の住所を特定されたりしないか心配。

アドバイス

位置情報についてはSNSの運営側で情報を削除して掲載している可能性があるので確認すると良い。加工された顔写真を削除するには、掲載されている場所を正確に特定しなければならない。今後、掲載されているサイト名やURLなどの正確な場所が分かったときに、具体的な削除方法を検討することができるだろう。

ポイント

SNSを利用し始めた当初は、意識せずにプロフィール画像に自分の顔写真を使ってしまったのかもしれない。しかし、その顔写真を誰かに悪意を持って使われる可能性もあることは、利用前に理解しておきたい点である。インターネット上では、万が一、自分の顔写真を使用した人がいたとしても、気付いたり、使用を止めさせたりするのは難しい。写真も大事な個人情報だと理解し、写真も含めて個人情報を書き込む場面に出会ったら、その情報が本当に必要なものかどうかを、立ち止まって判断してほしい。

相談内容(2016年1月・青少年女子)

同じクラスの友達とSNS上で口論になり、フルネームと画像を載せられた。消すように言ったが「忙しい」と言いすぐには消されなかった。その後、SNSをブロックされ、非公開になったため、SNSの内容は閲覧できなくなった。

アドバイス

SNSの内容を削除できるのは載せた本人かSNSの運営会社だけである、相手は同級生なので直接本人と話をして削除してもらうことが一番早い方法だろう。喧嘩状態では話し合うのも難しいので、まず仲直りをすることを勧める。直接話しにくいようであれば先生に間に入ってもらうと良い。 SNSの利用規約を読み、規約違反があれば運営会社へ違反報告をすることも相手にお話ししておくと良い。相手に何も言わずにSNSに違反報告をしたり、喧嘩腰で話し合おうとしてもうまくいかないと思われるので、仲直りをしてほしい。

ポイント

インターネット上のトラブルであっても、解決すべき問題の根本は、人間関係にあることも多い。この事例のように、友達との口論の結果としてSNS上でも問題が起きている場合は、インターネット上だけで解決しようとせず、人間同士のコミュニケーションを大切に考えてほしい。人間関係が修復することで、インターネット上でも、書き込みの削除へと自然と繋がることも多い。相手との話し合いで解決しないときには、学校や家族など、身近な大人の力も借りることも大切である。

相談内容(2015年12月・保護者・青少年男子)

数年前に子供がある取材を受け、名前や学校名が新聞に掲載された。最近、その記事のインターネット版が、個人ブログに転載されていることが分かった。子供の名前を検索するとそのブログがヒットするので削除してもらいたいのだが、どのような方法で行ったら良いのか。

アドバイス

インターネット上の情報を削除できるのは、掲載している場所の管理者に限られている。個人ブログであれば、ブログの管理人か、ブログの運営会社に削除依頼をすることになる。ブログに管理人の連絡先が記されていれば、メッセージを送ることができるだろう。しかし、削除依頼を相手がどのように受け止め、どのような反応を示すのかは予測がつかないので、慎重に検討することを勧める。ブログの利用規約を読み、記事の転載が著作物の無断掲載など、禁止行為にあたるならば、運営会社に規約違反の報告ができる可能性もあるだろう。

ポイント

インターネット上の記事の削除依頼にあたっては、誰にどのように連絡をすれば対処されるのかを、正確に把握することが大事である。この事例のように、サイトの利用規約違反にあたる可能性があるならば、運営側が用意している窓口へ報告するのが良いだろう。知らない相手に削除依頼の連絡をするときには、削除依頼をすることのリスクも考慮したうえで、本当に削除の必要があるのかを検討すると良いだろう。

※ここに掲載してある相談事例は一つの参考例として掲載したものです。
同じようなトラブルであっても、個々の状況が異なるため、解決内容もそれに従い違ってきます。