相談事例
削除方法
相談内容(2011年5月・青少年女子)
自分のブログに他人の悪口を書いてしまった。ブログ自体はすでに削除したが、検索エンジンの検索結果にはまだブログがヒットして表示されている。検索結果からもいずれ削除されるのか?とても不安で夜も寝れない。
アドバイス
元のページが削除されていれば、検索結果からもいずれ表示されなくなる。表示されなくなる期間は検索エンジン事業者によって異なるため、消える時期を確定することはできないが、最終的には自動的に消えるので安心してほしい。
ポイント
インターネットへの中傷の書き込みは、書かれた被害者からだけでなく、書き込んだ本人からも、後悔の思いから削除したいという相談が多く寄せられる。中傷の場合は特に一時的な感情で衝動的に書いてしまうことがあるが、インターネット上に一度公開したものは、簡単に、また完全に削除するのは難しいことを理解し、安易な書き込みはしないよう啓発の必要があると考える。
相談内容(2011年4月・保護者・青少年女子)
子供と友達のメールアドレスが掲示板に投稿されてしまった。トラブルは発生していないが、投稿されたメールアドレスを削除したい。また、誰が書き込んだかを特定したい。
アドバイス
掲示板によっては、書き込みの削除が公開されるサイトもあり、削除依頼することでより攻撃的な反応を呼び起こしてしまうこともあるので注意が必要である。削除依頼は、掲示板の管理人宛てに、または削除依頼フォームから出す方法があることを説明した。また、削除依頼を出したとあと、時間が必要であることも伝えた。
ポイント
削除依頼が公開されるような掲示板サイトでは、削除依頼が利用者の目にとまりエスカレートする場合があり慎重な対応が必要である。削除依頼を出しても必ず消える保証はなく、時間がかかる場合もあることが、当事者にとっては理解しづらく、無視をするという対応も難しいようである。
※ここに掲載してある相談事例は一つの参考例として掲載したものです。
同じようなトラブルであっても、個々の状況が異なるため、解決内容もそれに従い違ってきます。